ちはやふる
こんにちは！ 医療カイゼン委員会です。
キンドルを使い始めて何かと便利な今日この頃ですが、
アマゾンの面白いところはときどき
無料でコミックが買えちゃったりするところ。
以前後輩ナース（といってもずっと若い娘たち）から
聞いて、気になっていたコミックがなんと１~４巻まで無料だったので
一気にダウンロードしちゃいました。
『ちはやふる』
競技かるたをテーマにしたコミックです。
主人公千早ちゃんがかるたクイーンを
目指して成長する物語。
2016年に映画化もされているのでご存知かもしれません。
っていうか、
来年続編が公開されることを今知りました。
冬のニュースで競技かるたのシーン
観たことありませんか？
わたしは高校時代に
古文の授業の冬休みの宿題で
暗記させられました。
あー懐かしい。
さて、第３巻に出てくる一首。
千早キャプテンの元、
猛練習でバテバテな初心者のかなちゃんが
読み上げます。
藤原清輔朝臣
（ふじわらのきよすけのあそん）
ながらへば
また此ごろや
忍ばれむ
うしとみし世ぞ
今は恋しき
思わず百人一首の本も買っちゃいました。
意味はそこからの引用です。
【生きながらえて後には、
現在のことがまた懐かしく
思われるようになるだろう。
そのころにはつらく、
憂鬱に思っていた過去が、
今は恋しく思い出されるのである】
【嫌だったあの頃も、
今になってみればなつかしいのだから、
おなじようにちっともたのしくない現在も、
やがてまた美しく思い出される時が来るのだろうという
かんがえかたである】
辛いときには
こういう考え方も
ありかなって思います。
『百人一首の世界』
『ちはやふる』と見比べながら
３１文字の中に込められた思いが
より深く伝わってくる気がします。
百人一首って素敵ですね。
（もっと勉強しとけば良かった）
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